バイクのある景色

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オートバイ好きのブログです。

モンキーR フロントフォーク整備

 こんばんは( ゚▽゚)/

今回は、モンキーRのフロントフォークのオーバーホールを行いました。

34年物のインナーチューブには点錆がひどいので、程度の良い中古の交換します。

ついでに、オイルの粘度も変えてみます。

 

1.使用したもの

〇マキタ インパクトドライバ

 

 

2.作業

中古品で入手した、モンキーRT用のフロントフォークです。

基本的な仕様はRと同じですが、アウターチューブがRは黒、RTは銀です。

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フォークの底部にある、ソケットボルト(六角穴ボルト)を外します。

フォーク内部のスプリングで押さえつけられているので、六角レンチで緩めようとすると空回りします。

そのため、インパクトドライバで一気に荷重を掛け、緩めます。
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外れました。

そのままフォークオイルが出てきてしまうので、注意してください。
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インパクトドライバを使用して緩めると、六角穴を損傷します。

そのため、分解のたびに交換するようにします。
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中からフォークオイルが出てくるので、バケツに出し切ります。
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上部のフォークボルトを緩め、中からフロントフォークスプリングを取り出します。
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底部のソケットボルトを外してあるので、シートパイプリバウンドスプリングも取り外します。
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インナーチューブを引き抜くと、アウターチューブからオイルロックピースが出てきます。
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ダストシールは、劣化がひどくひび割れています。
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マイナスドライバでこじって外します。
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オイルシールを固定する、ストッパーリングが入っています。
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これも、マイナスドライバてこじると外せます。
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問題はその次、オイルシールですね( ´_ゝ`)

ドライバーでこじると、アウターチューブの内側にキズをつけ、シールできなくなります。

そのため、先が丸く広いタイヤレバーを使いました。

もちろん、先端と支点を布で養生して、キズが付かないようにします。
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とっても固いので、気合を入れて外します。
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オイルシールの下に、バックアップリングが入っています。

変にへこんでいたので、ついでに新品にします。
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これで分解完了です( ゚∀゚)

あとは清掃して、組み立てていきます。