こんばんは( ゚▽゚)/
今回はヘッドを組み立てていきます。
1.使用したもの
〇タコ棒
2.組み立て
バルブのスケールを落とすために、ボール盤にセットします。
回転!!
先輩のゴッドハンドで、ググッとスケールを落とします。
なんということでしょう。
スケールまみれだったバルブが、あっという間に綺麗になりました(*´∀`)b
ヘッドを含め、部品をすべて灯油で洗います。
バルブの当たりは良さそうでしたが、せっかくなので当たり面調整を教えてもらいました( ゚∀゚)
タコ棒をバルブにくっつけて、薄くコンパウンドをシート面に塗り、叩きながら廻します。
当たりの良し悪しは、叩いたときの音でわかるそうです。
熟練が必要ですね(* ´皿`)
光明丹を塗り、シート面全周に当たりがついてもOKです。
シート面の当たりはばっちりです。
凹みや傷があると、圧縮が抜けてパワーがでません。
このヘッドは、排気側のみステムシールが付いています。
ここが緩くなると、オイルがヘッドからピストンに下がってきてしまいます。
ステムシールキャップを取り外して…
ステムシールを外します。
左が新品、右が旧品です。
新品が硬く、旧品はふにゃふにゃでした。
シリコングリスを塗って、キャップにセットします。
ヘッドに取り付け!d(゚ε゚*)
ヘッドにバルブをセットします。
コンパウンドが少しでも残っていると、金属面をめちゃくちゃにしてしまうので、徹底的に洗浄します。
バルブスプリングをセットして、
スプリングリテーナーをのせます。
バルブスプリングコンプレッサーでスプリングを縮めて、コッターをはめ込みます。
はめ込めたら、コンプレッサーを緩めてコッターでクサビをきかせます。
コッター位置を馴染ませるために、何回かプレートを叩いておきます。
カムシャフトを組み込みます。
ジャーナル部、カム表面にオイルを塗布しておきます。
ロッカーアームをセットして、シャフトを差し込みます。
タペットアジャストスクリューとナットをセットします。
隙間ゲージを使って、バルブクリアランス調整を行います。
隙間は、吸気側0.04mm、排気側0.07mmです。
隙間調整後に、トルクレンチで本締めします。
締め付けトルクは、9Nmです。
タペットキャップを取り付けます。
今日はここまで(*・∀・)
組み立ては楽しいですねヽ( ̄▽ ̄)ノ