こんばんは( ゚▽゚)/
前回、シリンダーヘッドを取り外した作業の続きです。
1.使用したもの
〇キタコ 虎の巻 腰上編
2.分解
分解したヘッドをよく見てみます。
煤で真っ黒!!
こんなものなのでしょうか?少し燃調が濃ゆかったようですね。
バルブに欠け、キズはないようです。
バルブ径を測定してみました。
排気側が21.5mm
吸気側が25.0mmです。
株式会社キタコ様に相談したところ、旧型のキットで使用していたヘッドだろうとのことでした。
調べてみると、「ダックス70」の純正ヘッドと仕様が同じです。
純正ベースの改造品なのでしょうか??
「ダックス70」のヘッドは、吸気Φ25.0mm、排気Φ22.0mmみたいです。
シリンダー側をみてみます。
ピストンも煤で真っ黒です( ノД`)
オイルの戻り経路の、Oリングに変形がみられます。
このせいか、ガスケットにオイルがべったりついていますね。
次はシリンダーを分解します。
シリンダー固定ボルトを緩めます。
シリンダーについている、ノックピンも外しておきます。
状態が良ければ再使用する予定なので、慎重に外しました。
シリンダーが抜けました。
外しながら、下に落ちているカムチェーンガイドローラーを外します。
外したシリンダーです。
49cc(嘘)の刻印があります。
げっ!!!
シリンダーに大きな傷がΣ(-᷅_-᷄๑)
エンジン側のピストンを見ると、スカート部に同様の傷があります。
首を振って、シリンダーと接触したのでしょう(´⊙ω⊙`)
本日はここまでです。
傷の深さからして、再使用は厳しそうです…(;ω;)