バイクのある景色

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オートバイ好きのブログです。

モンキー整備④ ピストン分解

こんばんは( ゚▽゚)/

シリンダー分解のつづきです。

 

ngxyh754.hatenablog.com

 

1.使用したもの

〇キタコ 虎の巻 腰上編

 

2.分解作業

エンジンに残った、ピストンを分解していきます。

ピストンピンを固定しているクリップを外す時には、エンジンの腰下に飛んで入らないように養生しておきます。

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ピストンクリップを外します。

通常、クリップの合口はピストンの切り欠きの反対側にくるように組まれているので、

ラジオペンチを差し込んで廻します。
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クリップの合口が見えたら、引っ張ると外すことができます。
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ピストンピンの両端のクリップを外すと、ピンを押し出すことができます。

通常、指で押せばでてくるので、衝撃を与えて押し出さないようにしてください。
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ピストンピンを押し出すと、ピストンが外れます。

ピンが高温になって、焼きが入っていますね( ノД`)
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ピストンのスカート部にキズがあります。

爪で引っかかるほどではありませんが、全体的にえぐれているような感じです。
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シリンダー側にも、同様にえぐれているキズがあります。

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白煙の原因が、オイル下がりか上がりだと思っていたので、ピストンリング交換とバルブステムシール交換で済ませる予定でした( -ω-)y─┛~~~

まさかここまでキズが入っていたとは・・・

予定外でした( ・´ω`・ )