こんにちは(゚∀゚)
今回は、モンキーRのブレーキ時の挙動に違和感を覚えたため、近所の先輩の家に相談に行きました。
先輩「うーん、ステムベアリング死んでるな!交換や!」
ということで、ステムベアリングの打ち換えを行いました。
1.使用材料
ステムベアリング(上・下) 一式
部品番号:3,9,10,11,12,13
2.分解
サクッとフロント一式を分解します。
横着して、ハンドル一式は天井から吊るしておきました。
まずは、ステアリングハンドルトップを緩めます。
すると、ステアリングステム(上・下)が分離できます。
ステアリングステム(下)です。
ベアリングボールを支えるボトムレース(下)は、ステムに打ち込んであります。
既設ステムベアリングです。
グリースが切れかけており、状態が悪いです。
ベアリングボールを取り外すと、ボールレース(下)が出てきます。
光っていて分かりづらいですが、ボールとの接触面が白く磨耗しています。
こちらが、既設ステムベアリング(上)とボールレース(上)です。
こちらも状態が悪いです(;^ω^A
ステムベアリングをボールレースと挟み込む、ボトムレース(上)です。
よく見ると・・・
レース表面が塗装されている!?!?(´゚д゚`)
どうやら、前のオーナーさんがフレームを塗装する際に、養生をし忘れていた模様・・・
ベアリングボールとの接触面に塗料を残したままの組立は、ありえません。
接触部分のみ塗装が剥がれているので、塗料を噛み込んで廻っていたのでしょう泣
気を取り直して、作業再開です。
ボトムレース(下)はフレームのネックに打ち込まれているので、ベアリングプーラーを使って引き抜きます。
内側から3つのツメを引っ掛け、引き抜いていきます。
引抜代が足りなかったため、工具を変えて作業を続行します。(゚∇^*)
ボトムレース(上)が 徐々 に抜けてきていますね(゚∀゚人)
抜けました。
長年の使用で、若干錆が出ていますが、ヘコミ等は無さそうです。
下側も同じように、プーラーを使って引抜きます。
抜けました!
こちらも、養生忘れで塗装されています(;^ω^A
ボールレース(下)は、ステアリングステム(下)に打ち込まれているので、タガネを使って持ち上げます。
スキマができたら、プーラーを使って引き抜いてあげます。
これが、ステムベアリング一式です(*゚ー゚)
おそらく30年ものでしょうね~笑
3.組立
新品の純正部品を袋から取り出します。
これは、ボールレース(下)です。
既設部品のような、磨耗痕がなく綺麗です。
ステムに打ち込むため、グリースをぬりぬりします(*゚∀゚)=3
打ち込み完了~
ボトムレース(下)を、フレームに押し込みます。
それっぽい治具をつくり、締め込んでいきます。
押し込み完了~(゚∀゚〃)
ボトムレース(上)も同じように押し込んで~
完了~(*゚ノ 3゚)
あとはボールベアリングにグリスを塗り込み、馴染ませて組み上げます。
手にグリスがべったり付いたため、写真はありません(;´д`)ゞ
サクッと元に戻して、作業修了!!
フロントブレーキ使用時の違和感が、綺麗になくなりました(*ゝω・*)
こんなところで日曜が1日終わりました。
先輩ありがとうございます(゚∀゚人)
これで、モンキーRでお花見にいけそうです。
おしまい(*>艸<)