こんばんは( ゚∀゚)
MT-09の20,000km点検として、5年ごと交換推奨のクーラント液を交換しました。
*****作業は自己責任でお願いします。*****
1.使用したもの
〇ヤマルーブ ロングライフクーラント 1L
〇蒸留水 1L+α
〇ヤマハ純正 ドレンワッシャ(90430-06014)
2.作業
*****作業はエンジンが冷えているときに行ってください。*****
エアダクトカバー(右)、ラジエターサイドカバー(右)を外します。
ラジエターキャップをはずします。
ロックボルト、ステーを外して、キャップを反時計回りに緩めます。
クーラント液が熱いと内圧が高くなっているため、吹き出ないように注意してください。
半回転させると、シューっという音がするため、内圧の目安にできます。
キャップ外した状態。
リザーブタンクをはずします。
カバーボルト2本を外せば、カバーとタンクがまとめて外せます。
ラジエター内部のクーラント液を排出します。
ウォーターポンプの下部ボルトがドレンになっています。
ラジエターキャップをはめたままだと、あまり出てこないので外した方がいいです。
綺麗な青色ですね、錆や異物が入ると黒く濁るらしいので、内部は正常のようです。
ドレンワッシャを新品にして、指定トルクで締め付けます。
トルクは10Nmです。
リザーブタンクを元に戻します。
リザーブタンクにクーラント液を入れるため、ホースとキャップは外しておきます。
ロングライフクーラントを、蒸留水と1:1で希釈します。
サービスマニュアルでは、ラジエターと全ての経路1.93L、リザーブタンク0.25Lと記載されていますので、合計2L作成しました。
ラジエターにクーラント液をいれます。
上記の通り、ラジエターには1.93L入るはずですが、1.2~3Lくらいしか入りませんでした('ε`汗)
リザーブタンクにも、0.25L(FULL)までいれます。
サービスマニュアルでは、ここでキャップを閉じてエンジンを掛け、数分間暖気して、リザーブタンクの液面を確認して完了となっています。
ですが、なんとなくエア抜きをやりたかったので、キャップを開けたままエンジンを掛け、気泡が出てくるのを確認しました。
減った分を補充して完了です。
クーラント液が全量入らなかった考察を行います。
原因の一つとしては、車体をメンテナンススタンドで揚げ、垂直の状態で排水したため、抜けきれなかった分があるのかもしれません。
もう一つは、冷却水系統図をみるとドレン排出口より下側までホースがあるので、その分は出てこないのかもしれません。
正面図です。
赤いラインより下に、オイルクーラーもあるため、車体を傾けないと全量でてこないのかもしれません。
不完全燃焼ですが、純正クーラントと同じものを入れましたので、混ざっていても問題はないと思います。
作業完了です( ゚▽゚)/
不完全燃焼でしたが、いい勉強になりました。
次の交換の際には、完璧にやりたいと思います(*´∀`)b