こんばんは( ゚▽゚)/
草刈り機の刈払いクラッチの動作が悪かったので、分解して注油しました。
1.作業
刈払い用ベルトを外しました。
構造としては、Vベルトとプーリーは常に回転しており、プーリーと一体になっているクラッチの入り切りで刈払い円盤が回転するようになっています。
刈払い円盤とプーリーです。
上から見ると、プーリーの奥にクラッチが見えます。
クラッチワイヤが引かれると、ナナメに見えているツメに沿ってクラッチディスクが回転し、内部のクラッチスプリングを押し付け、クラッチが切れます。
プーリー中央のナットを緩め、クラッチごとプーリーを外します。
左がプーリー、右がクラッチです。
クラッチが入っている間、間にチラッとみえているスプリングでディスクが押し付けられ、プーリーと刈払いディスクが同期し回転します。
不具合の原因は、クラッチの入り切りで摺動するツメが、スムーズに動かなくなったため、クラッチが切れたままになったことにありました。
ツメの摺動部に注油し、何回か動作させます。
すると、ワイヤーの動きに合わせてスムーズにクラッチが入り切りするようになりました。
プーリーを差し込みます。
シャフトには、防錆のため薄くオイルを塗っておきました。
クラッチを上部から見ます。
これがクラッチが入り、スプリングによってプーリーにディスクが押し付けられている状態です。
そしてこれが、クラッチワイヤーが引かれディスクがナナメのツメに沿って回転し、スプリングを圧縮させてクラッチが切れている状態です。
スムーズに動くようになりました。。
これで駆動部の整備は大体おしまいです( ^ω^ )